スノーピークといえば、大手アウトドア総合メーカーです。
「社員である前にキャンパーであれ」という言葉があるぐらい、キャンパーのことを考えてこだわったキャンプギアで有名です。
信頼性は抜群で、ちょっとやそっとじゃ壊れないイメージがあります。
ただし、注意点もありまして、性能を追求しすぎた故にオーバースペックであったり、高品質すぎたりするものもあります。
そこで今回は、個人的に性能からオススメのスノーピークギアを紹介したいと思います。
ファミリーキャンプ歴8年の我が家で、一軍で使用している商品、使わなくなった商品を紹介します。
本記事を読むとわかること
- ファミリーキャンプ歴8年のわが家で一軍のスノーピークキャンプギアがわかる
- 使わなくなったスノーピークのキャンプギアの理由がわかる
買ってよかったスノーピーク キャンプギア一覧
まずは買ってよかった一軍のスノーピーク キャンプギアから紹介していきます。
買って使用頻度が減ってしまったギアもあわせて紹介したいと思います。
リビングシェルロングプロ+インナールーム
スノーピークの名作シェルターのビックサイズバージョンです。
わが家ではオプションであるインナールームを取り付けることで2ルームテントとして活用しています。
もともとアメニティドームMのインナーテント をカンガルースタイルにして寝床にしていました。
アメニティドームMのインナールームはサイズが大きくて、どうしてもリビングが狭くなってしまうんですよね。
インナールームは約4万円しますが、買って満足しています。
これがあるおかげでリビングが広くなって、ファミリーキャンプが快適になりました。
リビングシェルの一番の特徴は設営がシンプルで簡単な点です。
一人で立てるのは難しいかもしれませんが、二人なら30分ぐらいで設営が可能です。
通常サイズのリビングシェルも設営が簡単な点で好評ですが、リビングシェルロングはそこに一本ポールを追加するだけで完成です。
リビングシェルはメッシュが多いのも特徴で夏でも涼しく過ごすことができます。
出典:snowpeak
サイドウォールがついており、前方を跳ね上げると横からの視線を隠せるため、リビングは思ったよりも広く感じます。
ただし、前方を締め切ってしまうと、家族4人でギリギリのサイズ感ですね。
余裕を持ちたい場合はランドロックがオススメかと思います。
気になる店としてはプロ幕なので、ファミリーキャンプにはオーバースペックであることも気になります。
強風や雨にも強いのは安心してテントの中で寝ることができるメリットがありますが、通常利用だと幕がめちゃくちゃ重いです。
幕だけで20kgありますので、広げるだけでも一苦労です。
値段は高いのですが、このテント一つあれば、オールシーズン対応でも使えるので我が家的には大満足なシェルターです。
ですが、インナールームも合わせて20万円を超えてしまうため、気になる方はセールをうまく使って購入することをオススメします。
初めはインナールームはなくてもアメニティドームSやMのインナーで様子を見るのもありです。
アイボリーもおしゃれですよね!
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ソリッドステーク
鍛造ペグの名作です。
このペグさえあればどんな場所でも安心してテントを固定することができます。
テントに付属しているアルミペグはすぐに曲がってしまいますのでオススメです。
新しくキャンプを始める方はこれは買っておいた方がよいキャンプギア第一位ですね。
我が家はソリッドステーク30と20を常備しています。
テントの固定には30、その他で張りたいロープがある場合には20などを使用しています。
耐久性などの信頼性は高いのですが、唯一の欠点はその重さです。
1本180gなので、テント設営に必要なペグの本数を用意すると結構重いです。
最近では、軽いペグとして「打刀」も併用しています。
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ペグハンマー PRO.S
鍛造仕上げのオールスチールヘッドを使用しており耐久性も抜群です。
5年以上使用しておりますが、使用に問題はありません。
ソリッドステークと一緒に使用することでばっちりテントを固定することができます。
先端を銅にすることによりペグを打ち込んだ際の衝撃を和らげているPRO.Cもありますが、PRO.Sでもペグを打つことに対してまったく問題ないです。
ちなみにわが家のペグケースはドベルグとのコラボツールボックスを選びました。
布製のペグケースはありますが、ペグやハンマーが重いため、形崩れするため、スチール製を使っています。
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パイルドライバー
ランタンスタンドの概念を変えたワンポールスタンドです。
ファミリーキャンプだと、子供たちがはしゃぎ回っているので通常の3足スタンドだと倒してしまったりするんですよね。
そんな時、地面に打ち込むパイルドライバーがあれば、子供たちの動きにも安心しながらキャンプができます。
使い道としては、ランタンスタンドの他、夜に寝る前にはハンギングドライネットを吊るしたりと多彩な使い方ができます。
気になる点として、長さを変更する際にランタンスタンドのネジを締めたり緩めたりすることで、締め方が弱いとストンと先端が中に落ちてしまうんですよね。
特に重量のあるランタン、例えばベアボーンズ のレイルロードランタンだと重みで落ちてきたりすることがあります。
でも最近はゼインアーツ のオズハンガーが欲しいなと思ったり思わなかったり。
出典:ゼインアーツ
デザインもさることながら、延長の方法がネジでないため、安定性がこちらの方が高そうなんですよね。
使わなくなったスノーピーク キャンプギア一覧
次に使わなくなったスノーピーク キャンプギアを紹介します。
前もってお伝えいたしますが、使わなくなったのはわが家のキャンプスタイルが変わってきたためです。
決して、品質の問題ではありません。
アメニティドームM
スノーピークの人気テントですね。
リビングシェルロングを設営したあとに、アメニティドームを持つと、その軽さに感動します。
この軽さで高性能であることは、安心のスノーピークであると感じます。
キャンプを始める方にとっては、買って間違いないテントかなと思います。
また、テント自体は自立型なので大型シェルターのインナーテント として使えます。
使わなくなった理由は、テントにしゃがんで入るのが辛くなってきたためです。
アメニティドームMは一番高い場所でも150cm、Lでさえ165cmです。
そのため、テントに入るためにはそれよりも低い入り口からしゃがんで入る必要があります。
その点、2ルームテントは全室にしゃがむことなく入ることができます。
出典:楽天市場
また、昔はコスパが良かったのですが、材料費の高騰により値上がりしてしまったことも痛いところです。
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アメニティタープ ヘキサL
スノーピークのエントリーモデルのタープです。
アメニティドームとセットでリビングを作るために購入しました。
アメニティドームと同じく、軽くて設営もしやすいです。
ですが、最近は設営の時間短縮のために2ルームタープを使用しているため、タープの出番が減ってきました。
夏の暑い日にはたまには使おうかと思って保管していますが、結局使わず仕舞いです。
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ノクターン
ノクターンはシンプルなデザインでおしゃれです。
キャンプでの佇まいやそれは高級な燭台のようです。
OD缶と組み合わせたときに主張は抑え目です。
コールマンのルミエールランタンやベアボーンズ レイルロードランタンといったデザインが好きな人はちょっと物足りなく感じるかもしれません。
また、微妙にケースの蓋が使いづらいのと、あの鉄のプレートがケースに収まりが悪いのも使用頻度が減っている要因です。
ルミエールランタンと迷っている方は、アウトドアショップの店頭にあるノクターンをケースに入れる作業も一度試してみるのが良いと思います。
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買ってよかったスノーピーク キャンプギア まとめ
わが家の個人的な感想をもとによく使っている買った良かったスノーピーク キャンプギアを紹介いたしました。
価格は高いものも含まれていますが、スノーピークのキャンプギアの信頼性は高く、なにより安心してキャンプができることが一番です。
皆さんがスノーピークのキャンプギアを購入する際にお役に立てましたら幸いです。