
ただし、注意点もあります。
それは大きいサイズ、例えば33cmのマルチグリドル になると、輻射熱で周囲のものが熱くなってしまうことです。
アウトドアで使えるガスコンロでは大きくても23cmくらいまでの鍋サイズがメーカー推奨となっています。

ということで、ガスコンロでもマルチグリドルを使う方法、メーカーに問合せしてみながらいろいろ考察してみました。
結論からいうと、マルチグリドル 33cmで使用できるガスコンロユニフレーム テーブルトップバーナーUS-DⅡでした。
【2023年3月追記】
ユニフレーム のツインバーナーUS1900は風防を外せば、約33cmまでの鉄板等の使用が可能との記載がありました。

本記事はこんな方にオススメ
- マルチグリドル を持っている、もしくはこれから買おうとしている方
- キャンプでマルチグリドル を使う際に使用するガスコンロを探している
- マルチグリドル の安全性が気になっている方
マルチグリドルとは?
出典:楽天市場
一言でいうと丸い鉄板です。
意外と深さがあり、水を使って料理ができることや、特殊なイノーブルコーティングによって油なしでも焦げ付かない特徴があります。
その上で重量は1kgを切っており、軽いのが特徴です。

使用頻度が高い33cmのサイズにおける製品は次の通りです。
製品情報
メーカー |
JHQ 直径33cm |
FOR SEASONS L 33cm |
サイズ |
約 横40×縦33×高さ4mm |
約 横40×縦33×高さ3mm |
重量 |
約1kg |
約0.98kg |
素材 |
アルミニウム合金鋳物 |
アルミニウムコーティング |
コーティング |
イノーブルコーティング |
フッ素樹脂コーティングイーティング |
対応熱源 |
ガス、IH調理機、直火、炭火、ラジエントヒーター、セラミックヒーター、ハロゲンヒーター |
直火、IH、インダクションを除いたガスレンジ、ハロゲン |
ちなみにわが家はJHQのマルチグリドル33cmサイズを購入しました。
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【レビュー】JHQ マルチグリドルはコスパが良いのか⁉︎ 家庭用での使用をレビュー
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マルチグリドル の注意点
出典:JHQ
写真映えとともに調理器具としても優秀なマルチグリドル ですが、使用には注意が必要です。
それはマルチグリドルの輻射熱です。
マルチグリドル は大きなサイズですと33cmほどあります。
大きな鉄板を温めると輻射熱によって鉄板の周りにも熱が伝道します。
その際に近くにガスボンベなどがあると爆発の危険性が高まってしまいます。
なので、ガスコンロやバーナーを使う際には鍋底のサイズが承認された安全を確保した上でマルチグリドル を使う必要があるんです。

33cmの鍋底が使えるメーカー推奨のサイズになるのはどれだ?
33cmの鍋底が使えそうなガスコンロのメーカー推奨サイズを見てみたいと思います。
フラットバーナー
出典:楽天市場
スノーピークの分離式バーナーです。
スノーピーク(snow peak) フラットバーナー GS-450Rの説明書をみると、対応鍋径23cm以下 5Lまで、ダッチオーブン使用不可となっています。
となると、33cmのマルチグリドル は使用することができません。

イワタニ タフまる
出典:楽天市場
重量級のダッチオーブンも載せることができるアウトドア用のガスコンロです。
イワタニ のタフまるの説明書を見てみると目安として土鍋10号まで(小さい鍋は鍋底が16cm以上)と記載されています。

また注意点として、ガスボンベの容器カバーを覆ってしまう大きな調理器具は使用しないようにとの記載もあります。
一方でイワタニ産業ではガスコンロのアクセサリープレートとして焼肉プレートLがあります。
カセットコンロのアクセサリープレート一覧表にはタフまるにイワタニ 焼き肉プレートL CB-A-YPLの利用は○となっています。
この焼肉プレートのサイズは本体サイズ(直径×高さ) 337×50mmです。
サイズ的にはガスボンベの容器カバーの上部に焼肉プレートの一部が乗っかる形になります。
33cmの焼肉プレートLが使えるならマルチグリドル でも使えるかなと思い、『タフまる』で「焼肉プレートL」をご使用した際の安全性についてイワタニ に問い合わせしてみました。
回答としては、
「弊社で販売しておりますアクセサリープレートは、弊社で販売しているカセットこんろを使用し、公的機関の検査を受け安全性が確認されています。
焼肉プレートなどは水皿を使用していることにより、輻射熱をおさえているため、画像のように若干容器カバーを覆う形状であっても安全にご使用いただけますので、ご安心いただけばと存じます」
との回答でした。

ユニフレーム テーブルトップバーナーUS-DⅡ
出典:楽天市場
ユニフレーム(UNIFLAME) テーブルトップバーナー US-DII 610107の説明書にはメーカー推奨サイズが記載されておりません。
そのため、直接ユニフレームにテーブルトップバーナーUS-DⅡをマルチグリドル を使用する際の候補としていることを問い合わせしてみました。
回答としては、テーブルトップバーナーUS-DⅡは約Φ40cm程までの使用を想定しており、必ずガスボンベ取付口からボンベ本体を覆わないようご注意くださいとのことです。
また屋外専用のガス機器となりますので、テント内・車内などの屋内では使用を控えていただきますようお願いいたします。是非ともテーブルトップバーナーUS-DⅡをご検討いただけると幸いですとの回答でした。
ということでユニフレームに問い合わせたところ、メーカーの推奨鍋のサイズは約Φ40cm程まで使用可能ということがわかりました。
もちろん安全性を検証したわけではないので、自己責任の上で使用していただく必要はあります。

【2023年3月追記】
ユニフレーム のツインバーナーUS1900は風防を外せば、約33cmまでの鉄板等の使用が可能との記載がありました。
出典:楽天市場
ツインバーナーとはなりますが、アタッシュケースのようなスタイリッシュなデザインは魅力的です。

いっそのこと小さいマルチグリドル のサイズで使用すればよいのか?
出典:楽天市場
テーブルトップバーナーUS-DⅡであれば直径40cmまでのサイズに対応しています。
しかし、その他のガスコンロ、バーナーを使うためには小さい直径サイズのマルチグリドル が必要です。
33cmよりも小さい直径サイズなのはJHQの19cm、FOR SEASONS の25cmがあります。
マルチグリドルを安全に使うためのガスコンロ まとめ
ということで、マルチグリドルを安全に使うために考察した結果、 33cmサイズを使うなら「テーブルトップバーナーUS-DⅡ。」
ツインバーナーでもよいなら「ユニフレーム ツインバーナーUS1900」
【2023年8月5日追記 以前は19cm、25cmのサイズ を使うなら「タフまる」という結論を買いていましたが、ブログをご覧になっている方よりイワタニ に問い合わせたところ、マルチグリドル の形状の鍋はタフまるでの使用は推奨されないと情報がありました】
キャンプでマルチグリドル を使っておしゃれな料理を作りたい方は安全性にも気をつけましょう!
ユニフレーム(UNIFLAME) テーブルトップバーナー US-DII 610107
【3/15(水)0:00〜3/15(水)23:59限定対象商品2000円クーポン発行中】ユニフレーム ツインバーナー US-1900 610305 UNIFLAME