スノーピーク ソリッドステークって、硬い地面であっても、地面の中に石があったとしても、何食わぬ顔で刺さってくれる頼れる万能なペグなのですが、難点は重いことですよね。
わが家でも合わせて10本ほど所有していますが、一本75gあるので、10本もあると重くて困っています。
そこで今回、打刀というペグを購入しました。
軽くて、強度も十分、さらにはおしゃれに見えるペグです。
本記事はテントに付属しているペグから卒業したい方や、鍛造ペグが重くて辛い方におすすめとなっています。
ステンレス製キャンプ用ペグ 『打刀』とは
愛知県にて1940年に創業した、福善刃物工業株式会社が開発したキャンプ用のペグです。
クラウドファンディングサイトMakuakeにて目標金額を大幅に上回り達成するほどの支援を経て作られたペグになります。
刃物メーカーということで、普段は業務用のフードカッターやかき氷機の刃などを作っているメーカーのようです。
メーカーサイトでは果実剪定用のハサミなども販売されています。
ちなみに打刀とは刀の種類の名称のようです。
打刀(うちがたな)は、太刀に引き続いて、室町時代後期から武士の主流となった日本刀の一種。打刀は主に徒戦(かちいくさ:徒歩で行う戦闘)用に作られた刀剣であり、通常は太刀とは逆に刃を上に向けて帯刀する。通常、室町時代以降は「刀」というと打刀を指す場合が多い。
刃物の製造工程と同じ真空熱処理が施されたステンレス鋼を使用しています。
そのため、刃物のように硬く、先端が潰れない、鍛造ペグと同様な強度を持つとのこと。
Makuakeのサイトにはデータもしっかりと載ってまして、硬度測定(ロックウェル硬さ試験)においては鍛造ペグの約2倍の数値が報告されたとのこと。
さらに厚みは3.5mgで重量が1本39g と軽く、鍛造ペグは1本60gほどありますので約半分の重さです。
また、ペグの形状が平べったいのでコンパクトに収納可能です。
ペグって丸い形状が多いと思いますが、丸いと嵩張るんですよね。
打刀は紙製のケースに収納されているんですが、うちのmac book air 13 inchと比較すると、8本入ってもこれぐらいコンパクトです。
平べったい形状にはもう一つ利点がありまして、抜くときに回転させると簡単に引き抜くことができるんですよね
そう考えると、この形状のペグってデザイン製もさることながら使用者のことを考えられた形状であり、素晴らしいアイディアだと思います。
基本情報
価格 | 3,400円 税込 |
サイズ | 全長200mm×幅18mm(差し込み部最大7mm)×厚み3.5mm |
重量 | 1本39g |
打刀 オプション
オプションとして打刀を入れるケース「ペケス」があります。
このペケスは打刀を8本収納可能で、税込1980円となっています。
しかし、この収納ケースもうちょっと良いデザインがあったのではないかと思いました。
コンセプトが若干違うような・・・打刀を購入する方はスタイリッシュさを求めているので倉敷帆布デザインだとちょっとやわらかいイメージになってしまうんですよね。
Makuakeでは第二弾として28cmタイプの打刀も販売されております。
出典:Makuake
20cmから28cmにサイズUPしただけでなく、ヘッド付近の形状が波打っていて、ペグをロープに対して横にして打つことも可能とのこと。
出典:Makuake
打刀のおすすめポイント
日本刀のようなデザイン
なにより、この形状ですね。
面取り加工と光沢のある表面加工をしており、光を反射するので日本刀のように美しい形状です。
打刀の気になるポイント
サビの発生ぐあいでしょうか。
鍛造ペグはある程度雑に扱っても汚れは目立たないというか、よごれもおしゃれに見えていたんですが、打刀の場合は鏡のように磨かれたステンレスなのでよごれが目立つかもしれないですね。
打刀 まとめ
以上、打刀の紹介でした。
まだ、テントに付属のペグをお使いの方はおしゃれで実用的なペグとしていかがでしょうか。
購入はfukuzenのサイトからとなります。
わが家では、今年のキャンプにはテントを支えるペグとして使用する予定です。
使用感がわかりましたら、追記したいと思います。
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キャンプ初心者が揃えるべきはペグとペグハンマーである
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