キャンプ歴は5年とまだまだ浅いですが、気がつけば年間10泊ほどファミリーキャンプをしています。
ですが、私もキャンプを始めたときはなにから買って良いのかわかりませんでした。
今考えればあのときこうしていればよかったと思うことがたくさんあります。
そこで、本記事ではキャンプ歴5年のわが家から、これからファミリーキャンプを始めようと思っている方にまず揃えるべき道具を紹介したいと思います。
第一回目のキャンプ道具はテントです。
本記事はこんな方におすすめ
- キャンプデビューでどのテントを買ったら良いのか悩んでいる
- テントを買うときにチェックする項目を教えて欲しい
ファミリーキャンプ 初心者の心構え
前回の記事では、ファミリーキャンプ デビューに踏まえての心構えをご紹介しました。
まとめるとこんな感じです。
ファミリーキャンプ 初めてのポイント
・キャンプ道具は初めからすべてを揃える必要はない
・キャンプの季節は春がおすすめ
・キャンプサイトはオートキャンプがおすすめ
今回は一つ目に掲げた「キャンプ道具は初めからすべてを揃える必要はない」なら、何を買えば良いのかを考えてみます。
ファミリーキャンプに最低限揃えるべきキャンプ道具10選
キャンプ場に持っていく際に必要な持ち物のチェックリストはいろんなサイトで公開されています。
例えば無印良品さんのビギナーのための持ち物チェックリストなどを参考にしてみてください。
もちろんすべてを買い揃える必要はありません。
例えば、カトラリーや食器、フライパンなどの調理器具はいつも家で使っているもので代用できます。
買い換えることはお金的にも時間的にも厳しいので、必要なものは後から追加していくパターンの方が最終的には安く収まります。
ということで、最低限揃えるべきキャンプ道具をこの際、考えてみましょう!
私がファミリーキャンプに最低限として揃えるべきキャンプ道具と思うのは次の10点です。
最低限必要なキャンプ道具
①テント
②マット
③寝袋
④銀マット
⑤テーブル
⑥イス
⑦ランタン
⑧BBQコンロ
⑨軍手
⑩ペグ
今回は①のテントを選び際のチェック項目を紹介していきたいと思います。
①テント
これはキャンプには必需品であり、揃えるべきキャンプ道具の中では最も高額な品になります。
テントといっても、最近ではベーシックなドームテントから、2ルームテント、ワンポールテント、トンネルテントやシェルターもあります。
キャプテンスタッグ のサイトに各テントの詳しい紹介がなされていますので参考にしてみてください。
テントを買う際に一番重要な要素はテントは妥協してはいけない!ということです。
キャンプを趣味にするのかわからないし、まずは安いのを買って、あとで高いのを買おう!これは正直やめた方がよいです。
これってなんでもそうじゃないですか?妥協しても結局、初めに欲しかったものが欲しくなっちゃうんです。人間だもの・・・
本当に自分が満足できるテントを選びましょう!
なぜなら、テントは買い換えることが難しいから。
安いテントでも2〜3万円、ちょっと性能が良いものになると7〜8万円、最上級クラスだと15万〜20万円くらいします。
最近は大型アウトドアショップに行けば、その場で建て方も教えてくれるので、一度実物をみてみるのはアリだと思います。
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極論をいえば、最初はレンタルでも良いと思います。
TENTALやhinataレンタルや楽天でもレンタルをしていますね。
いろんなテントに触れてみて、これだと思うものを買った方が良いです。
テントを実際に見るときのチェック項目は次のとおりです。
テントのチェック項目
①テントの高さは十分ですか? 屈まなくても入れますか?
②テントを立てるのに必要なペグの数はどれくらいですか?
③重さも重要です。収納されたテントは持ったことありますか?
④雨が降った後のメンテナンスはしっかりとできますか?
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①テントの高さは十分ですか? 屈まなくても入れますか?
テントに入るために毎回かがむのは正直しんどいです。
歳をとってくると屈む作業などが地味に辛くなってくるんですよね。
例えば、スノーピークのアメニティドームは前室はあって、設置も簡単、さらに軽くて、お値段も安いという無敵のテントですが、テントの高さが低いという欠点があります。
アメニティドーム Lが一番大きいサイズになりますが、それでも高さは165cmになります。
ただ、テントの高さが低いということは風に強い形状をしているということでもあるので、吹き飛ばれさにくくなります。
出典:ナチュラム
天候が悪い時は頼もしい存在です。
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では、高さがあるテントにはどのようなものがあるのかというと、2ルームテントや大型シェルターなどになります。
コールマンのタフスクリーン2ルームハウスはリビングの高さが215cmあるので、背の高い方でも余裕があります。
出典:ナチュラム
シェルターですと、オガワのツインピルツフォークLだと一番高いところで225cmとなりますね。
出典:ナチュラム
些細なことかもしれませんが、快適なキャンプライフを送るのであれば高さは重要な要素となりますので、テント購入の際にはチェックしてみてください。
②テントを立てるのに必要なペグの数はどれくらいですか?
テントを建てるときにはペグが必要です。
これが意外と曲者なんです。
何十本も打たなくてはいけないテントの場合、暑い日に至ってはもはや修行、汗だくになって苦痛です。
テントによって必要なペグの数は違います。
単純に商品に付属しているペグの数を比較してみると、スノーピークのアメニティドーム は18本ですが、スピアヘッドだとなんと33本となります。
出典:スノーピーク
DODのタケノコテントは22本ですし、カマボコテントでは28本です。
テントを買う際にはペグが何本必要なのかもあらかじめチェックしておくことをお勧めします。
③重さも重要です。収納されたテントは持ったことありますか?
毎回、自宅の保管場所から車に積み込むことを考えてみてください。
また、フリーサイトの場合、駐車場からサイトまでテントを運ばなくてはいけません。
大型テントになればなるほど重くなります。
例えば、重いテントの代表はノルディスクのアスガルドですね。
テクニカルコットン素材を使っているので、ポリエステルと比べて結露がないなどの利点がありますが、生地が重いです。
フロアシートと合わせると約30kgと言われていて、めちゃくちゃ重いです。
ちなみに、わが家はリビングシェルロングを使用していますが、めちゃくちゃ重いです。
それに比べてアメニティドームMは8kgです。
その差は一目瞭然ですよね。
テントが軽いとこんなに楽なんだと気づきます。
ですので、購入予定のテントは一度持っていただいた方が良いと思います。
④雨が降った後のメンテナンスはしっかりとできますか?
出典:スノーピーク
ポリコットンのテントはおしゃれですが、雨の後ちゃんと乾かさないとカビが生えます。
素材の違いによるメリットとデメリットはDODのサイトでわかりやすく解説されています。
簡単にいうと、ポリコットンは空気が通る隙間があり、結露しにくく、燃えにくいメリットがあります。
ただし、雨に濡れると重くなりますし、しっかりと乾燥させないとカビが発生するんです。
乾燥させるためにはどこかで広げる必要があります。
テントを広げることができる河川敷などが近くにあればまだいいのですが、乾燥させるのは実際、難しいです。
雨が降ったときに管理が簡単なのはポリエステルやナイロンのテントです。
ですので、雨が降った時のことも考えて、テントの素材を考慮することもポイントだと思います。
ファミリーキャンプ 初心者向け講座 キャンプ道具〜テント〜編 まとめ
ファミリーキャンプ を始めるにあたって、テントを選ぶ際のチェック項目をまとめてみました。
テント選びのお力に少しでもなれたら幸いです。
ぜひ満足できるテントを見つけてみてください!
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