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【レビュー】snowpeak スノーピーク リビングシェルロング ファミリーキャンプにおすすめの3つの理由

2020年6月15日

子供が小さい時のファミリーキャンプの最大の問題はテントの設営の時間だと個人的に思っています。

というのも、テントを設営している間に子供が暇を持て余してしまうんですよね。

そういう時に限って、いつも以上にかまって攻撃にあってしまったり、「ちょっと待って」と親がイライラして子供たちは楽しくなくなるし、キャンプ自体が楽しくなくなってしまいますよね。

特にキャンプを始めた頃はまだ慣れていないので精神的にも余裕がないので大変した。

リバ
リバ
キャンプは精神修行だと思っていた頃がありました

だから、家族との時間を増やすには、やっぱり手軽に設営時間が短いテントがいいんです。

 

初めはテントとテープのセットを持っていたのですが、キャンプ場に行くにつれて、少しずつ不満が出てくるんですよね。

例えば、北海道の冬はアメニティドーム+タープでは寒いとか、夜中にキツネなどが来るといけないので夜に荷物を片付けなくていけないとか。

そうなるとスクリーンタープが欲しいなぁと思いますし、テントとタープがセットとなっている2ルームテントであればさらに設営を早く済ませられるなぁと思います。

ということで、わが家では2ルームテント探しが始まりました。

その結果、わが家が選んだのはスノーピーク リビングシェルロングでした。

リバ
リバ
リビロンとも呼ばれていますね

この記事はこんな方におすすめのレビューとなっています。

こんな方におすすめ

  • これから2ルームテントを探そうと思っている方
  • スノーピークのリビングシェルロングが気になっている方

なぜ、スノーピーク リビングシェルロングを選んだのか?

我が家が2ルームテントとして選ぶ基準は次の通りでした。

ポイント

・2ルームテントでありながら設営が簡単

・リビング部分がそれなりの広さがある

・2ルームテントを秋冬だけでなく、春夏と年中使いたい

・すでに持っているアメニティドームやアメニティタープを使い回せる

・軽くて持ち運びやすいテントが良い

・価格が安ければ、なおのこと良し

候補として上がったのは次のテントです

●スノーピーク ランドロック

●スノーピーク リビングシェルロングpro

●スノーピーク エントリー2ルーム エルフィールド

●DOD  旧カマボコテント(現在は3Mと名称が変わっています)

●ロゴス エアマジック 旧トンネルドーム(現在は新しいモデルが登場)

 

それぞれの特徴は次の通りです。(価格は購入当時の値段です)

ランドロック リビロン エルフィールド 旧カマボコテント 旧トンネルドーム
設置時間(ネット調べ) 30分 15分 15分~20分 15~20分 7分
リビングの広さ 312cm × 405cm 310cm × 415cm 370cm × 380cm 420cm × 300cm 250cm × 300cm
風通し ×
重さ 22kg 18.6kg 15.5kg 19.5kg 19kg
価格 189,200円 198,000円 90,200円 64,900円 136,000円

 

比較検討した結果、設置時間、軽さ、リビングの広さ、風通しの良さなどからリビングシェルロングにしました。

価格は一番高かったのですが、安く買える機会があったというのが後押しとなりました。

スノーピーク リビングシェルロングproとは?

出典:楽天

厳密には2ルームテントでなく、リビングシェルはシェルターです。

リビングシェルのpro幕となっています。

Pro幕なので、幕の性能は申し分ないです。

耐水圧も3000mmと十分ですし、本体の幕も150Dポリエステルオックスと言うことでこれも十分です。

ぶっちゃけ幕の性能でテントを選ぶことってあまりない気がしますが、天候が少しくらい荒れても大丈夫な性能は安心できますよね。

 

さらにこのproはインナーテントをつけることで2ルームテントとしても使うことができます。

価格 237,600円(税込)
サイズ 530cm × 415cm × 高さ220cm
収納サイズ 80cm × 28cm × 30cm
重量 18.6kg
付属品 本体、リッジポール、Aフレーム(×2)、Cフレーム(×2)、テントフレーム(×1)、アップライトポール190(×2)、ジュラルミンペグ(21cm×26)、自在付ロープ(3.5m×4、7m×2、2m×4)、シームグリップ剤、ペグケース、フレームケース、キャリーバッグ
対応人数 6名
カラーバリエーション アイボリーもあり

カラーバリエーションは通常カラーとアイボリーがあります。

通常版とアイボリー版の違いは、カラーと幕の性能、付属品が違います。


 

アイボリーは何よりおしゃれなんですが、通常版のように遮光ピグメントPU加工の幕「SHIELD」ではないので、夏場の日差しには弱いですね。

そのため、アイボリーにはシールドルーフが付属品となっています。

アイボリーの方が10,000円高くなっていますが、サイト全体のカラーをアイボリーにするのならおしゃれでおすすめです。

スノーピーク リビングシェルロングpro おすすめポイント3つ

①設営が簡単 設営時間は15分ほど

リビングシェルは独特のデザインですよね。このデザインが設置を簡単にしています。

リビングシェルロング 形状

リバ
リバ
ナウシカの王蟲に似ているとも、スターウォーズの帝国軍の兵士に似ているとも思います

まず、Aフレームと呼ばれるフレームを対に真ん中に1本ポールを通して幕を立ち上げます。

その後、Cフレームを両橋に通して、最後にテントのドッキング部分にポールを一本通します。

このAフレームの立ち上げが簡単ですね、慣れてしまえば一人でもできますし、設置時間は15分ほどですね。

リビング面積はそれなりに大きいです。アップライトポールが付いていますので、前方の幕をあげると広さは十分かなと思います。

リビロン リビングスペース

サイドウォールという壁も付いていますので、実際の数値の面積よりも広く感じます。

リバ
リバ
サイドウォールは他サイトからの視線を遮るので良いですね。

 

ちなみに設営も簡単ですが、片付けも簡単です。

幕が大きく重いので収納バックに入れるのに苦労するように思えますが、収納バックが大きく作られているので、適当に畳んでもなんとかなります。

リビロン 収納バック

収納バックに押し込み、最後にバックルで停めれば片付け完了です。

公式サイトにはレイアウトが3パターン載っていますのでご参考ください。

我が家ではこんなレイアウトでキャンプしています。

リビングシェルロング レイアウト

②オプションが豊富なので拡張性あり

出典:楽天

オプションとしてインナールーム、シールドルーフ、なんならドッキングできるテントも全てオプションと言っても過言ではないですね。

スノーピーク製との相性は抜群なので、サイトのデザインが統一できて良いと思います。

もちろんオプションは全てを一度に揃える必要はありません。

少しずつ買い足していけば良いです。

我が家でもアメニティドームのインナーテントを流用していましたのでインナールームを初めは買いませんでした。

ですが、インナーテントだとリビングシェルロング内でポールを通してテントを立てないといけないです。

また、リビングシェル側面の入り口と少し被ってしまうためリビング部分を広く使えないという問題から、結局インナールームを買いました。

リビングシェルロング 入り口

アメニティドームのインナーテントはちょうどこの入り口に少し重なってしまうんです。

リバ
リバ
鄭州的にはインナールームを買ったおかげで設営と撤収の時間はさらに早くなりました

③天候に応じた気温調整のしやすさ

メッシュ部分の面積が多いので、夏場は快適に過ごせると思います。

スカートも付いていますので冬場でも問題ないです。

どの季節でも快適に過ごせるのがリビングシェルロングの1番のメリットです。

リビングシェルロング メッシュ

オプションのシールドルーフを用意すれば、日差しからの影響を抑え、室内温度の上昇や結露を軽減します。

 

コットで寝ても良いと思いますが、虫が苦手な方はインナールームがあった方が良いですね。

わが家は寝ている時に虫が飛んでいるのは無理なので、断然インナールームです。

スノーピーク リビングシェルロングproの気になる点

①価格が高い (2023年 追記)

リビングシェルロングpro が税込198,000円です。

以前は198,000円でしたが、2023年現在237,600円となっています。

通常のリビングシェル145,200円の約1.6倍です。

20万円を超えてしまい、テントの中でも高級な分類に入ります。

さらにオプションのインナールーム44,800円、グランドシート12,540円、シールドルーフ17,160円を揃えるとしめて312,100円!

設営時間さえ考えなければランドロック217,800円の方がコスパは良い気がします。

もうちょっとスノーピークさんには頑張ってもらいたいところです。

 

高いということは逆にリビロンが選ばれることが少ないので、キャンプ場でもかぶることが少ないです。

サイトでは逆に目立ちますね。

リバ
リバ
同じくリビロンを使っている人を見かけると妙に親近感が湧きます

②重い

Pro幕なので、生地がぶ厚く重いです。

その分厳しい天候にも打ち勝つことができるんですが、18.6kgを初めて持ったときはその重さにびっくりしました。

幕が重いと、立てる時はそれほど苦ではないんですが、畳む時に苦労します。

リビングシェルロング 幕

今だから思いますが、テントを買う際には重さも考慮した方が良いですね。

これまでアメニティドームしか持ったことがなかったので、アメニティドームの軽さに改めて感動しました。

総重量のほとんどがポールの重さなので、わが家ではポールが入っている袋を別にして運んでいます。

リバ
リバ
こうすることで運ぶ際に重さが分散されます

③後方パネルが狭い

インナールーム側なんですが、スノーピークの他のテントとドッキングするための接続口があります。

メッシュパネルにすることができるので通気口にもなるんですが、角度があるので少し窮屈な印象になります。

前方と同じようにアップライトポールで広げることができればよかったと思いますが、そんなに欠点でもないと思います。

どうせインナールームは寝るだけなので、広くてもあまり関係ない気がします。

リビングシェルロング 後方

スノーピーク リビングシェルロングproのまとめ

と言うことで、スノーピーク リビングシェルロングを紹介しました。

リバ
リバ
値段は高いですが、品質、快適性は抜群でわが家はリビロンでよかったなと思っています。

まとめるとリビロンはこんな方にオススメですよ!

こんな方におすすめ

  • どの時期でも使える2ルームテントを探している
  • 特徴的なデザインのテントを探している
  • ドッキングできるスノーピークのテント(アメニティドームなど)を持っている
  • ファミリーキャンプ で子供どの遊ぶ時間を増やすため、素早く設営できる2ルームテントを探している


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