キャンプ歴は5年とまだまだ浅いですが、気がつけば年間10泊ほどファミリーキャンプをしています。
ですが、私もキャンプを始めたときはなにから買って良いのかわかりませんでした。
今考えればあのときこうしていればよかったと思うことがたくさんあります。
そこで、本記事ではキャンプ歴5年のわが家から、これからファミリーキャンプを始めようと思っている方にまず揃えるべき道具を紹介したいと思います。
前回はテントをご紹介しましたが、第2回目のキャンプ道具はマット・寝袋です。
本記事はこんな方におすすめ
- キャンプデビューでどのマットや寝袋を買えば良いのか悩んでいる
- マット、寝袋を買うときにチェックする項目を教えて欲しい
- マット、寝袋を利用する上での疑問を解消したい
-
ファミリーキャンプ 初心者向け講座 キャンプ道具〜テント〜編
続きを見る
マットも寝袋もキャンプで快適な寝床を作るときに重要です。
それでは、まず寝床に必要なキャンプ道具を見ていきたいと思います。
寝床に必要なキャンプ道具
一般的なキャンプの寝床は次の順番で準備します。
(注:個人の感想です・・がコールマンのサイトでもほぼ同様の記載だったのでお許しください)
①グランドシートをテントの下に敷く
②テントの中にインナーマットを敷く(+お好みで銀マットも)
③お好みで上からカーペットを引く
④寝袋(シュラフ)を敷く
その中でキャンプで安眠を得るにはマット・寝袋が特に重要です!
寝袋は寝るときに重要なのは言うまでもありませんが、マットは地面からの冷気を遮断する上でも重要なアイテムになります。
ファミリーキャンプ 初心者向け講座 キャンプ道具〜マット〜編
インナーマットにはインフレーターマット、エアマットなどの種類があります。
インフレーターマットはマットついている栓を開くと半自動的に空気を取り込み膨らむマットのことです。
エアマットは文字通り、空気を入れて膨らますマットですね。
その中でもオススメはインフレーターマットです。
理由はエアマットは空気を入れる手間に比べると寝心地はよくなく、さらに耐久性にも不安があるためです。
Q.純正マットセットがありますが、おすすめでしょうか?
A.サイトの統一感は純正品がよいですが、十分に吟味することをオススメします。
例えば、スノーピークのアメニティドーム 用のマットセットなら、グランドシートとインナーマットのセットなっています。
ただ、単純にインナーマットの厚さだけを考えると0.5cmくらいなので、5cm以上あるインフレーターマットを使用するよりも寝心地は期待できないかもしれません。
予算を踏まえて検討するのが良いと思います。
Q.寝るときに快適なマットの厚さはどれくらいですか?
A.個人的な感想ですが、快適に寝るためにはマットの厚さは5cm欲しいところです。
コールマン のインフレーターマットは5cmと10cmがありますが、コスパが良いのは5cmのマットですね。
10cmのほうはなんと15,000円ほどします!
10cmという厚さは魅力的なのですが、お値段が厳しいところです。
某ネットショップのレビューを見てみると、寝心地は抜群なのですが、収納がかさばるのがデメリットとのことです。
ブロワーがある方は空気の出し入れが楽ちんなのですが、ないと空気を入れるのも抜くのも大変なのが痛いところ。
そのほかにもピジョンピークスの6cmタイプは8,490円や
クイックキャンプからも8cm厚タイプ9,280円なども発売されています。
マットは厚くなればなるほど、お値段と収納サイズが大きくなりますので、予算とともに検討することをお勧めします。
Q.キャンプのマットを選ぶ際に確認しておいた方がよいことはありますか?
A.マットの収納時の大きさを調べておきましょう。
空気を入れると膨らむインフレータータイプでも幅をとりますので事前チェックが必要です。
ただし、寝心地とサイズの両立は難しいので、どちらを重要視するのかが大事です。
例えば、コールマン のインフレーターマットダブルだとすると収納時のサイズは直径20×70cmとなります。
出典:楽天
Q.インフレーターマットが公式の厚さまで膨らみません。理由はありますか?
A.半自動的に入ると言っても途中までです。最後は空気を手動で入れるのをオススメします。
公表されている商品情報の厚さまでマットを膨らますためには最後に自分で空気を入れる必要があります。
ネットの商品レビューでも公表されている数値までマットが膨らまなかったというレビューがときたまありますが、おそらく最後に空気を入れていないことが原因だと思われます。
例えばコールマンのインフレーターマットなら、収納袋を使って最後に空気を押し込むことでフカフカのマットになります。
出典:楽天
Q.インフレーターマットが収納袋に入りません。どうすればよいですか?
A.しっかりと空気を抜かないと収納袋には入りません。
空気の抜き方のコツは、インフレーターマットを丸めながら体重をかけて空気を抜いた後に、もう一度同じように空気抜きを行うことです。
手間がかかりますが、そうすることで空気がしっかりと抜け、マットを丸めた際に収納袋に入れやすくなります。
Q.寝床を作る上でその他に必要なものはありますか?
A.インフレーターマットの上下に置く、銀マットやブランケットもあればなお良しだと思います。
銀マットは丸めるタイプもありますが、折りたたみ式の場合だと荷物として積み込みやすいのでオススメです。
出典:楽天
インフレーターマットの上に敷くものはおしゃれな柄であれば、キャンプの気分が上がります。
ペンドルトンやエルパソを敷くのもありですが、
出典:楽天
わが家ではロゴス のグランドシート、銀マット、コールマンのインフレーターマット5cmダブル、そして一番上はしまどるとんです。
一番上をしまどるとんにするとふかふかで寝心地は抜群です。
-
【キャンプ マット問題】インフレータブルマット+しまドルトンで快適な寝床を!
続きを見る
ちなみにロゴス のグランドシートはブラックなので、青いレジャーシートがビジュアルとして嫌な方には超絶オススメです。
ファミリーキャンプ 初心者向け講座 キャンプ道具〜寝袋〜編
寝袋は形や素材、使用温度などもあるので選択肢がめちゃくちゃあります、こだわるとキリがないですね。
キャプテンスタッグ のHPに寝袋について詳しく書かれているので参考ください。
Q.寝袋の形はどれがおすすめ?
A.予算との兼ね合いによると思います。
一般的な形は封筒型です。
出典:楽天
値段は安価ですし、各社の種類も豊富なのでいろんなバリエーションの中からお気に入りを見つけることができます。
欠点は、首元が空いているので、外気温によっては寒く感じることです。
そして、収納時のサイズが大きいことも欠点ですね。
一方、マミー型は首元までポカポカであり、収納時もコンパクトになるのですが、お値段はお高めです。
出典:楽天
スノーピークですとフトンをコンセプトに作られた寝袋もありますね。
通常の寝袋よりもワイドに作られておりながら、足元や首元に工夫がしてあり、温度調節ができるようになっています。
人型の寝袋もあったりします。
寝袋で人気があるのはNANGAの寝袋ですね。
NANGAは国内メーカーですが、その品質の高さとアフターケアの信頼性からキャンパーに大人気ですね。
一部、有償修理の例もあるらしいのですが、ファスナーの全交換 5,000円(税別)、や収納袋の破損による交換やサイズ交換 1,000円(税別)
など、それほど高くはなさそうですね。
昔の寝袋でも修理してくれるらしいのでサービスはキャンプ寝袋界のロレックスと言っても過言ではないかもしれません。
NANGAの寝袋は軽くて暖かいのが特徴です。
羽毛はそれぞれフィルパワーという形で羽毛のグレードが表現されています。
デサントには下記の記事がありました。
フィルパワーの数値が大きいほど空気を多く含んでおり、大量に含まれる空気の断熱効果によって保温性に優れ、暖かく良質なダウンといえます。
一般的に、500フィルパワー以下は低品質ダウンであり、600~700フィルパワーが良質ダウン、700フィルパワー以上は高品質ダウンといわれています。
フィルパワーが大きいと、同じかさ高さ(容積)のダウンが、少ない量のダウンで作ることができるため、軽いウェアとなります。出典:デサント
値段はしますが、永久保証を考えれば案外安いのかもしれませんね。
Q.快適温度はどれくらいのを選べばよいの?
A.寝袋のパッケージには快適温度の記載があります。
これは外気温何度までなら快適に過ごせることを表しています。
最低気温ー5度くらいが適性な温度と言われています。
ですので、北海道の春、秋で考えますと、夜は最低気温が5度近くまで下がる場所もありますので、使用温度としては0度まで対応できるものが安心です。
Q.子供のシュラフは必要ですか?
A.子供の年齢によると思います。
わが家は子供たちが小学生になってから、コールマンのキッズ用寝袋を買いました。
それまでは妻と双子の子供たちはファミリータイプの寝袋で寝ていました。
2in1タイプの寝袋は一見良さそうに見えますが、布団を蹴飛ばす子供がいると結局、親は布団なしで寝ることになりますのでよし悪しです。
子供が小さい時は良いと思いますね。
ただし、ダブルサイズの場合多いので、収納時はめちゃくちゃかさばります。
まとめ
以上、キャンプ初心者講座〜マット・寝袋〜編でした。
キャンプで快適に寝る上で欠かせないマットと寝袋は重要です。
ファミリーキャンパーにとっても重要な要素で、家族がまたキャンプに行きたいと思ってくれるかに大きく影響することになります。
ぜひ、いろいろと検討して、快適なキャンプライフを過ごしてみてください。
-
ファミリーキャンプ 初心者講座 デビューに必要なことQ andA
続きを見る
-
キャンプ 初心者向け講座 テーブル・チェア編
続きを見る