最近、ますます暑くなっていますよね。
燦々と照りつける太陽と風がない日のキャンプ場は地獄の暑さです。
電源がないところでも使える充電式の扇風機やサーキュレーターが活躍します。
わが家でもクレイモアファンV600をランタンポールに取り付けて使っています。
そこで考えた解決策がクレイモアファンV600に首振り機能を追加することです。
本記事ではクレイモアファンV600に首振り機能を追加する必要があるかを含めて考察しました。
結論としてはみんなが涼しむためにはクレイモアファンV600はサーキュレーターなので首振り機能はいらない。
直接、涼しみたい方は扇風機を追加で購入した方が良い。
むしろ、キャンプで使うなら、クレイモアファンをおく場所を考察した方が良いとの結論になりました。
こんな方におすすめ
- 暑い季節のキャンプで涼む方法を知りたい
- ファミリーキャンプでクレイモアファンの取り合いになる
- サーキュレーターを買ったけど使い方がわからない
クレイモアファンV600+とは?
クレイモアが発売する充電式のサーキュレーター です。
DCモーター内蔵なので、運転音は静かで、風量も4段階で調節することができます。
オフタイマー機能がついており、1〜4時間で時間になると電源OFFに設定することができます。
付属の専用三脚スタンドを使って設置できますが、本体にはワイヤーハンドルと1/4インチ三脚ネジ穴が付いているので、テント内に吊すこともできます。
マルチに使えるのが特徴のクレイモアファンV600ですが、ファン自体は上下45度の角度調整のみとなっているのが注意点です。
製品情報 CLAYMORE FAN V600+
本体サイズ | 幅 243mm × 奥行き 226mm × 高さ 350mm |
重量 | 約 600g |
バッテリー容量 | 7,800 mAh |
連続運転時間 | 最大風速 7時間〜最小風速 32時間 |
充電時間 | 6時間30分 |
入力 | USB 5V 2A |
付属品 | USB Type-C充電ケーブル、三脚スタンド |
原産国 | 中国 (Designed by Prism In Korea) |
保証期間 | メーカー保証期間1年(お買い上げ日より) |
クレイモア CLAYMORE FAN V600+ BLACK CLFNV620 BK 充電式 扇風機 ミニファン サーキュレーター キャンプ アウトドア 屋外 CLAYMORE
クレイモアに首振り機能を追加させるためには
クレイモアV600+を首振りさせるためにはカメラ用の雲台や他社製のサーキュレーター用の首振り機能が必要です。
ネット情報では、CCマルチスピンやGO PRO用の雲台で首振り機能を追加することが可能です。
ちなみにGO PRO用の回転雲台でよくみるのはSuptigの製品となります。
Suptig (サプティグ) カメラ三脚マウント 電動 360度回転するヘッド Gopro Hero 9/Hero 8/Hero 7/Hero
CCマルチスピンは韓国ブランド「CARGO CONTAINER(カーゴコンテナ)」から発売されているCCマルチファンのオプションとなっています。
CCマルチスピンは60°、90°、120°の回転角度を設定できるようになります。
カラーもブラック、ベージュ、カーキとキャンプと相性の良い3色となっています。
CCマルチスピンは地面に直置きもできる以外にも、スタンドに乗せたり、吊るしながらも使用できます。
出典:楽天市場
CCマルチスピンは本来はCCマルチファン専用ですが、hinataストアのサイトではクレイモアファンとの接続を検証してくれています。
税込6,490円と少しお値段は張りますが、クレイモアファンに首振り機能を追加する時には選択肢の一つとなります。
扇風機 CCマルチスピン カーゴコンテナ CARGO CONTAINER CC-MS001 サーキュレーター キャンプ用品 大容量バッテリー TYPE-C充電 首振り 静音 アウトドア
また、韓国ではクレイモアV600ファンにも使えるスイベル(クレイモアswivel369)が公式からも発売になるそうです。
サーキュレーターの使い方、首振り機能の考察
出典:楽天市場
ようやく本題となります。
クレイモアファンV600はサーキュレーターです。
サーキュレーターの風は直線的で強い風となり、それによって部屋全体の空気の流れを作り出します。
そのため、サーキュレーターは空気を循環させるため部屋全体の気温を下げることができます。
一方で扇風機のように広い範囲に風を送り出し、体全体に直接風を当てて使用します。
扇風機の場合は、風が直接的に当たることで涼しむことはできますが、部屋全体の温度を下げる用途では使いません。
ポイント
・サーキュレーター は狭い範囲に直線的な風を送り、空気の循環を作り出す
・扇風機は広い範囲に緩やかな風を送り、体に当てて涼しむ
では、それをふまえて、サーキュレーター の使い方を考察したいと思います。
サーキュレーターの使い方
サーキューレーターは後ろから取り込んだ空気を前方に押し出し、空気を循環させます。
空気を循環させることで覚えておくことは次の2点です。
ポイント
①温かい空気は上にいく
②冷たい空気は下にいく
部屋を冷やす場合には下に溜まっている冷気をサーキュレーターで上に送り出してあげるとよいと言われています。
そのため、冷たい空気がある場所から、人のいる方向に向けてサーキュレーターを設置するのが良いと言うことになります。
このサーキュレーターの使い方から考えますと、首振り機能を追加することは空気の循環を乱してしまうので、本来の使い方ではないことになります。
仮に首振り機能を追加して、体の近くに風が来た時は一時的には涼しくなりますが、サーキュレーター 本来の使い方ではないですね。
エアコンをつけている場合はエアコンの風に背を向けて、サーキュレーターを設置するのがベストと言われています。
【考察】キャンプでクレイモアV600をつかって、テント内を冷やす方法
ではキャンプでクレイモアV600をつかって、テント内を冷やすにはどうしたらよいのか考察してみました。
ネットを調べてみると、エアコンが使えないキャンプで使用する場合はサーキュレーターを使っても換気しかできません。
そうなると、例えば、メッシュがあるテントなら、メッシュから少し離れた場所に外に向けてクレイモアファンを設置し、テント内に対流している温かい空気を外に出してあげる使い方が一つ。
外気温が涼しい場合はメッシュ付近に内向きにクレイモアファンを置き、外の涼しい空気を中に取り入れてあげる方法になるかと思います。
また、地面に近い冷たい空気をテント内に循環させてあげる使い方も考えられます。
例えばテント内の隅に体に直接当たらない角度で上向きに設置し、空気の循環を感じられるようにする方法ですね。
そう考えるとサーキュレーターの効果を高めるために安価なポータブルエアコン、扇風機を買った方がよいと思います。
前述の通り、クレイモアファンに首振り機能を追加する場合も5000円〜6000円ぐらいかかります。
それであれば。ポータブルクーラーや扇風機を同じ値段で購入して、サーキュレーターの機能を高めた方が良いという考えです。
ポータブルクーラーのがなぜ冷たくなるのかというと、冷水や氷水を上部に入れて、それを風ともに押し出しているからです。
それをふまえますと、サーキュレーターの後ろに凍らせたペットボトルを置いておくとより涼しくなるのではないかという考え方もできます。
実際、それを試した方のブログもありました。
キャンプでクレイモアファンV600に首振り機能は必要なのか まとめ
以上、クレイモアファンをキャンプ場で使用して、家族が涼しむために首振り機能は必要なのかを考えてみました。
クレイモアファンはサーキュレーター なので、空気の循環をうながすためには首振り機能は必要ありません。
むしろ、テント内でどこにおくのが良いのかを考えた方が良いと言う結論です。
また、首振り機能を使いするなら、冷たい空気や空気の流れを強くするためのポータブルクーラーや扇風機を追加が購入したほうがよいと思います。
サーキュレーターの使い方は奥が深そうなので、今後もいろいろと検証してみたいと思います。
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クレイモア ファン V600+を買う理由として活用法をいろいろと考えてみた
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