アウトドアブームで各社テントが数多くリリースされています。
テントは今後のキャンプを決める重要な買い物にもかかわらず、何を買ったら良いのかめちゃくちゃ迷います。
そこで、今回はスノーピークのテントで5年以上ファミリーキャンプをしているわが家からスノーピークテントの魅力をお伝えしたいと思います。
本記事はこんな方にオススメです。
こんな方におすすめ
- これからテントを買ってキャンプを始めようと思っている
- スノーピークのテントの特徴を知りたい
- スノーピークのテントの気になるところを教えて欲しい
スノーピーク テントの魅力 3つのオススメポイント
わが家ではアメニティドーム M、リビングシェルロングproの2幕をキャンプで使っています。
タワータフドームももちろんよいテントなんですが、スノーピーク製品を使うと製品の細部で品質がしっかりしているなぁと思うところがあります。
では、スノーピークのテントのオススメポイントを3つ紹介します。
①品質が高い
出典:Snow peak
自分たちが使いたいギアを開発するをモットーに、商品開発の仮説と検証を突き詰めるのがスノーピーク製品です。
新潟県の本社では冬でもフィールド検証を行いながら品質を高めています。
そんなスノーピークの品質はアウトドア環境への耐性にこだわりに見られます。
特に風や雨に強いのがスノーピークテントの特徴です。
雨への耐性はスノーピーク独自の数値である「ミニマム」が設定されています。
これは生地上のどこの一点を計測しても耐水圧が最低の数値を保証するという基準です。
出典:Snow peak
他のメーカーは平均値をとっているので、雨に弱い部分がある中、スノーピークは最低値なので雨に対しても信頼ができる幕となっています。
エントリーモデルのアメニティドーム は耐水圧1,800mmミニマムです。
強い雨でも耐水圧は1500mmがあれば十分といわれているため、十分な品質となっています。
風に強いフレーム構造もスノーピークのテントの特徴です。
耐久性が弱いテントは、突風によってフレームが折れたり、テントが崩壊することもあります。
スノーピークのテントは空気抵抗を減らすために背の高さを低くしていますし、風に対する耐久性を高めるためにフレームの構造を徹底的に検討しています。
出典:Snow peak
これはキャンプをされてない方にはうまく伝わらないですが、一度でも雨風のキャンプをしたらわかっていただけると思います。
②安心の永久保証
出典:Snow peak
有名な話ですが、スノーピークは保証書がついていません。
それは、道具をできる限り修理して、愛着を持って使っている方の道具との関係を壊さないため。
もちろん修理費用はかかりますが、おおよその参考金額は下記の通り、新しく購入するよりも安く済みます。
フレーム修理(1節)1000円〜2500円
5cm程度の穴、破れ 2000円〜5000円
(変更になる場合もありますので確認をお願いします)
面白いのは修理の際は納期をきかれること。
次のキャンプ予定を聞かれ、それに間に合うように修理をしてくれるそうです。
③拡張性が高い
出典:Snow peak
スノーピーク製品なので当たり前なのですが、スノーピーク製品同士での親和性は高いです。
スノーピークシェルターとして有名なリビングシェルでは、アメニティドーム やドックドームとのドッキングは生地の色合いも近いので違和感はありません。
アイボリーカラーを買った場合はアイボリー同士で合わせる必要がありますが、現在はラインが揃っています。
出典:Snow peak
スノーピーク テント 気になるポイント
こんなスノーピークのテントにも気になるポイントはあります。
①優等生だからこその物足りなさ
最近はシルエットにこだわったテントがたくさん発売されております。
スノーピークのテントは性能は抜群なんですが、デザインはシンプルで普遍的です。
それが物足りない方もいるかもしれません。
②値段が高い
品質や保証がしっかりしている分、値段が他のメーカーよりも高いです。
特にコールマンなどと比較すると+数万円高い傾向にあります。
長く使えることを考えて、それを高いととるか安いととるかだと思います。
スノーピーク オススメテント
最後にスノーピークのモデル別のオススメテントを紹介します。
スノーピークのテントはグレードがあり、エントリー、スタンダード、プロの順に高品質になっています。
エントリーモデル
アメニティドーム M
スノーピーク テント部門売り上げ実績 NO.1のテントです。
そして、スノーピークの中でコスパが良いテントでもあります。
軽くて、必要十分な寝室、設営や撤収のしやすさなどすべてが高品質となっています。
荷物を置いたりできる前室がとにかく便利です。
出典:楽天
気になる点は、家族で使うとなるとタープが欲しくなる点とテントの背が低いのでテントに入るときに腰をかがめなくてはいけないという点です。
これが気になる方は、次に紹介するエルフィールドやランドロックを選んだ方が良いです。
重量:8kg
収納サイズ:74×22×25(h)cm
対応人数:5名
室内高:150cm
価格:46,200円(税込)
エルフィールド
出典:楽天
スノーピークがエントリー向けに開発した2ルームテントです。
付属品が充実しており、インナールームとシールドルーフがついてこのお値段なのはかなりお買い得です。
メッシュパネルも必要最低限ついていますので、このテントで充実したキャンプができます。
ちなみにスノーピークの決算報告書をみると、エントリーモデルでの人気商品が分かります。
売り上げ1位はこのエルフィールドで、2位がアメニティドーム、3位がタープとテントがセットになったエントリーTTパックとなります。
出典:Snow peak 2021年12月期 第3半期決算説明資料
気になる点は、メッシュとなる部分が少ないことや寒気を遮るスカートが一部ついていないため、全天候向けではないということです。
キャンプのシーズンしか使わない方は満足できますが、真夏や冬キャンプをしたい方は物足りないかもしれません。
重量:15.5kg
収納サイズ:キャリーバッ グサイズ:83×30×34(h)cm
対応人数:4名
価格:90,200円(税込)
スタンダードモデル
ランドロック
出典:楽天
アメニティドーム でキャンプに入ったら、次に気になるのがシェルターのランドロックです。
大きな居住空間を確保できながら、全天候に強いシェルターになります。
インナールームもついていますので、2ルームテントとしてこれを選んでおけば間違いない性能をしています。
重量:22kg(付属品含む)
収納サイズ:キャリーバッグ/75×33×36(h)cm、フレームケース/72×17×22(h)cm
対応人数:6名
室内高:205cm
価格:189,200円(税込)
プロモデル
リビングシェルロング
リビングシェルをベースに奥行きをプラスし、生地もアップグレードしたシェルターです。
リビングシェルと同様に立てやすいフレーム構造なので、設営が短時間で済みます。
別売のインナーテントを購入すれば、2ルームテントとしても使用することができます。
アイボリーラインもありますが、違うテントに見えるほどおしゃれなテントとなっています。
気になる点はpro幕なので、生地がしっかりしている分、重いこととオプションまで付け足すとお金がかかることです。
わが家はこのテントで4年ほどキャンプをしていますが、程よく小ぶりのちょうど良いサイズ感で気に入っています。
サイズ:530×415×220(h) m
重量:18.6kg
収納サイズ:80×28×30(h)cm
対応人数:6名
価格:198,000円(税込)
スピアヘッド Pro.M
出典:楽天
スノーピークが完成させた新しいデザインのワンポールテントです。
見た目はまるでヨーロッパの山脈のよう。
ドッキングシステムが搭載されていますので、スノーピークの他のテントともドッキングすることができます。
気になる点はその美しいデザインを作り出すためにフレームと打ち込むペグの数が多いことですね。
出典:楽天
重量:13.5kg
収納サイズ:82×30×34(h)cm
対応人数:6名
室内高:約260cm
価格:140,800円(税込)
スノーピーク テントの魅力 まとめ
以上、スノーピークテントの魅力をお伝えしました。
スノーピークのテントは値段はお高めですが、長く使える性能です。
スノーピークのテントを選んでおけば間違いないと安心できるテントですよ。
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